空気抜点検孔Ⅰ型

本製品は、海岸堤防及び河川堤防の天端部に設置するもので、津波襲来時の堤防内水位上昇に伴う揚圧力対策として堤体内空気の排出孔の役割を果たすほか、堤防天端部の空洞化維持管理も兼ね備えた点検孔です。

空気抜点検孔Ⅰ型の概要

空気抜点検孔Ⅰ型の特長

  • 1. 現場で簡単に取付けが可能

    現場打ちコンクリート・二次製品どちらにも取付けが可能です。

  • 2. 蓋の飛散防止

    受枠と蓋には鎖が取り付けてられているので、津波来襲時の堤体内水位上昇に伴う揚圧力を受けた場合でも蓋の飛散もなく、また併せて盗難等の恐れがありません。

空気抜点検孔Ⅰ型の仕様

標準規格   L=500mm ~ 1000mm
材質   本体管 : PVC  蓋 : FCD
        

空気抜点検孔Ⅰ型の設置例

    空気抜点検孔Ⅰ型の使用例・施工事例

    点検孔設置状況         点検孔蓋養生(生コン打設前)  点検孔蓋状況(生コン打設後)

      補足資料

       
       

      空気抜点検孔Ⅱ型

      本製品は、海岸堤防及び河川堤防の天端部に設置するもので、津波襲来時の堤防内水位上昇に伴う揚圧力対策として堤体内空気の排出孔の役割を果たすほか、堤防天端部の空洞化維持管理も兼ね備えた点検孔です。

      NETIS登録番号 QS-200046-A  実用新案登録3226685号

      空気抜点検孔Ⅱ型の特長

      • 1. 提体内の有害な空気圧を放出

        揚圧力発生時には蓋が上昇し、提体内の有害な空気圧を放出します。放出後は、蓋の重みで自然に降下しますので、点検作業目的以外では蓋の開閉を必要とせず、省力化が図れます。

      • 2. 現場で簡単に設置が可能

        本体管下端にはベースプレ-ト(円形または四角形)が接合されており、建てこみ作業時は安定性が保たれるため施工性が増します。

      • 3. 人の往来、二輪車の走行等に支障がない

        点検時の蓋の開閉は専用のハンドルを挿し込んで回転させながら開閉しますので突起物がありません。よって、蓋の表面が平坦であり、人の往来、二輪車の走行等に支障をきたしません。

      • 4. 悪戯、盗難防止対策

        蓋のソケット部分に溝を設けて、本体管内部に取付けた棒状のストップ材に嵌め込むことにより、降下後は元の位置に復元します。また、ソケットの溝をZ形状にしたことで、悪戯等による蓋の開閉を困難にしました。

      • 5. ステンレスの耐久性

        構成部品のほとんどがステンレスなので、耐久性に優れています。

      空気抜点検孔Ⅱ型の機能

          空気抜点検孔Ⅱ型の設置例

          空気抜点検孔Ⅱ型の仕様・寸法

          標準規格   L=300mm ~ 600mm
          材質   SUS304

    宮崎県機械技術センター 圧縮試験

     

    蓋中央部 0kN~10kN 荷重試験  蓋中央部 0kN~50kN 荷重試験  試験結果 : 異常無し

     
     

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